健康オタクのひとりごと

健康をミクロレベルで考えるブログです。

発毛理論を試す!

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ここまで、安全に長く続けられる薄毛対策を最新の発毛理論と共に8回に渡ってアップしてきましたが、実際に大切なのは本当にそれで薄毛が改善されるのかどうかです。

そこでこのブログで紹介してきたやり方、商品を用いて実際に試してみたいと思います!

 

ポイントは栄養素の補給、5αリダクターゼの抑制、毛母細胞の活性化、血行促進です。

では具体的にどういう生活をするかというと、

プロテインダイエットを豆乳に溶かして飲む(タンパク質を摂取することで毛母細胞の活性化、髪の元となる栄養素を補給)。

ミノキシジル5%を塗布(血行促進、発毛促進)。

 

昼食に必ず納豆をプラスする(亜鉛成分による5αリダクターゼの抑制、髪の元となる栄養素を摂取)。

 

食間

亜鉛サプリを摂取(5αリダクターゼの抑制)。

亜鉛は他の栄養素と結びついて吸収されにくくなるので食間に摂取する。

 

夕食に必ず納豆をプラスする(亜鉛成分による5αリダクターゼの抑制、髪の元となる栄養素を摂取)。

ピュアココアを豆乳に溶かして飲む(亜鉛成分による5αリダクターゼの抑制、髪の元となる栄養素を摂取)。

アバロンのシャンプーとコンディショナーで洗髪(ノコギリヤシ成分による5αリダクターゼの抑制、小麦たんぱく成分による毛母細胞の活性化、髪の元となる栄養素を補給)。

髪を乾かしたらミノキシジル5%を塗布(血行促進、発毛促進)。

 

就寝前

ノコギリヤシサプリを摂取(5αリダクターゼの抑制)。

 

という感じです。

たったのこれだけです。

起床した後の活動中はもちろんのこと、就寝中も豆乳ココア+ノコギリヤシサプリによって身体を発毛促進成分と脱毛防止成分で満たしておくことはとても大事です。

 

以上の生活をこれから続けていこうと思いますが、まず現時点での写真をアップします。

ここからどういう変化があるのか2週間おきくらいに報告したいと思いますが、自分でもとても楽しみです。

発毛の仕組みから考えるシャンプー選び!

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ここまでのエントリでいかにして抜け毛を防ぎ、発毛を促進させるかということを書いてきました。

ところで皆さんが普段、もっとも髪に触れる瞬間はいつでしょうか?

 

そう、シャンプーの時です。

そこで抜け毛予防、発毛促進に効果のあるシャンプーはどんなものなのかについて、ここまでのエントリに沿って考えてきたいと思います。

また髪が生える仕組みとは?で書きましたが、髪というのは角化した細胞であり、発毛や脱毛には影響を及ぼしませんので、ここでは髪の潤いなどには着眼をおかずに発毛や脱毛防止に役立つシャンプーということでやっていきたいと思います。

 

では軽くおさらいをしておきましょう。

まず抜け毛予防には何はなくても5αリダクターゼの抑制。

発毛にあたっては毛母細胞活性化、ヘアサイクルの正常化、血行促進。

そしてどちらにも共通して必要なのが髪に必要な栄養素の摂取となります。

さらに長く続けるために経済的で且つ安全なもの。

 

でもこれを全て満たすようなシャンプーなんて存在するのでしょうか?

 

もちろん、あります!

 

いきなり紹介しますが、これです!

 

 

このシャンプーにはノコギリヤシの果実エキスが配合されており、薄毛対策にはこの栄養素!でも紹介しましたが、1型、2型どちらの5αリダクターゼにも効果があります。

さらにビオチンという頭皮の健康維持に必要な成分も含まれているだけでなく、小麦タンパクが毛母細胞の活動に必要なアミノ酸を補給してくれます。

また、このアバロンオーガニクスというメーカーはその名の通りオーガニック製品にこだわっており、防腐剤やパラベンなど人体に影響が出るものは使用していません。

このシャンプーだけで、前述の条件である5αリダクターゼの抑制、毛母細胞活性化、髪に必要な栄養素の補給までカバーしてくれます。

当然、シャンプーにより余分な皮脂が除去されますからヘアサイクルも正常化に向かいます。

まさに一石四鳥なシャンプーです!

同じシリーズのコンディショナーもあるのですが、2014年4月現在amazonで見当たらないので楽天で見つけたURLを貼っておきます。

 

http://item.rakuten.co.jp/suplinx/807555

 

あとは血行改善です。

もちろんシャンプーで地肌をマッサージしてあげれば血行改善効果はあるのですが、ここはAGA対策ではフィナステリドと並んで王様の座に君臨するミノキシジルに登場して頂きましょう。

ミノキシジルには血管を拡張する効果があるので、血行改善におおいに役立ってくれますし、経口摂取ではなく頭皮に直に塗布するタイプであれば副作用の心配もかなり軽減されます(経口摂取は心臓への負担など、かなりの副作用が報告されていますのでおすすめしません)。

いまはジェネリック医薬品で5%のミノキシジルも非常に安くなっています。

 

 

もちろん副作用のリスクが0になる訳ではありませんので、そこは自身の価値観と照らし合わせて検討してみて下さい。

 

それぞれ2ヶ月はもつと思いますので、月間のコストが2920円。

これを高いと思うか安いと思うかも個々の価値観だと思いますがいかがでしょうか。

 

アバロンのフサフサシャンプー(本当にそういうネーミングでした)で頭皮をマッサージしながら余分な皮脂を洗い流し、フサフサコンディショナーで5αリダクターゼを予防しながら毛母細胞に栄養を送り、仕上げにミノキシジルで血行改善&発毛促進。

 

どうですか?

聞いてるだけで髪が生えてくる気がしませんか?

 

さらに食生活や栄養面から抜け毛予防や発毛を考えるエントリもありますので、過去エントリも参考にしてみて下さい。

髪の元を食べよう!

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前回の髪って何でできてるの?で、髪の主成分はケラチンというタンパク質で、ケラチンを構成する必須アミノ酸トリプトファン、リジン、メチオニンフェニルアラニン、バリン、ロイシンの6つだということを書きました。

 

今回はこれら必須アミノ酸を効率よく摂取する方法を考えていきたいと思います。

絞っていくポイントはいつも同様、身体に害がなく経済的で長く続けられるものです。

 

ところで以前の薄毛対策にはこの食生活!で抜け毛予防のために亜鉛摂取のススメを書きました。

実はそこで紹介した食品の中にケラチンを構成する必須アミノ酸を全て摂れてしまう食品がありました。

つまりその食品を食べていれば抜け毛予防と同時に発毛促進ができるという一石二鳥というわけです。

 

その食品とは・・・

 

ココア&納豆です!

さらにココアは牛乳でもいいですが、豆乳で作るとより効果アップです!

 

それぞれ推奨摂取量と1杯のココア(ココア20g、豆乳100g)と1パック(40g)の納豆でどこまで摂取できるかを以下にまとめます。

 

亜鉛 推奨摂取量15mg 摂取可能量4.5mg 推奨摂取量あたりの割合 30%

トリプトファン推奨摂取量120mg 摂取可能量139mg 推奨摂取量あたりの割合 116%

・リジン 推奨摂取量1800mg 摂取可能量700mg 推奨摂取量あたりの割合 39%

メチオニン 推奨摂取量624mg 摂取可能量256mg 推奨摂取量あたりの割合 41%

フェニルアラニン 推奨摂取量1000mg 摂取可能量1010mg 推奨摂取量あたりの割合 101%

・バリン 推奨摂取量1560mg 摂取可能量900mg 推奨摂取量あたりの割合 58%

ロイシン 推奨摂取量2304mg 摂取可能量1600mg 推奨摂取量あたりの割合 69%

 

以上となりますが、いかがでしょうか。

かなり効率よく摂取できることが分かると思いますし、納豆もココアも豆乳も普通にスーパーで売っており、どれも高級食材ではありません。

最近は昔の日本人のような粗食ブームが海外でも起きているといいますが、納得がいきますね。

ただ、もちろん3食色々なものを食べたほうがいいので、いまの食生活にプラスして納豆とココア+豆乳を取り入れてみて下さい。

ココアは糖質が多いので、なるべくピュアココアに近いものがおすすめです。

髪って何でできてるの?

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前回の髪が生える仕組みとは?で髪の毛というのは細胞分裂で角化したもの(死んだもの)だということを書きました。

しかし死んだものと言えども物質として存在している以上、その物質を構成している成分があります。

その構成成分が身体から不足していると髪の成長に害があることは言うまでもありません。

 

その成分とは何か?

答えはタンパク質と水分です。

一概にタンパク質といってもアミノ酸の結合の仕方で幾千種類ものタンパク質がありますが、髪を構成しているのはケラチンというタンパク質で、その髪に対しての構成比率は90%以上を占めており、髪=ケラチンと言ってしまっても過言ではありません。

 

少し話が逸れますが、アミノ酸には必須アミノ酸と非必須アミノ酸があります。

必須アミノ酸は体内で生成できるため、積極的に摂取する必要はありませんが、必須アミノ酸は体内で生成できないため経口摂取、つまり食べて補わないといけないものです。

 

髪を構成するケラチンの結合に必要なアミノ酸の内、必須アミノ酸は以下の通りです。

トリプトファン

・リジン

メチオニン

フェニルアラニン

・バリン

ロイシン

以上となりますが、聞いたことがあるようなものやまったく聞いたいことがないものまで様々かと思います。

じゃあ何を食べればこのアミノ酸を摂取できるのか。

次回のエントリで詳しく書いていきたいと思います。

髪が生える仕組みとは?

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さて今まで4回に渡って抜け毛予防というディフェンスを高めるエントリを書いてきたのですが、今日からはオフェンスの発毛編です。

 

まずは髪はどうやって生えてくるのかというという所を調べていきたいと思います。

そもそも髪の毛というのは頭皮の一部が変化したもので、頭皮から出ている部分を毛幹、見えない部分を毛根と言います。

毛根の下部にある毛球には毛母細胞という細胞があり、その中心に毛乳頭という組織があります。

この毛乳頭が様々な信号や栄養・酸素をを送ることによって毛母細胞が分裂を起こし、角化したもの(細胞として死んだもの)が髪の毛となっていきます。

そしてこの毛乳頭に栄養や酸素を送るのが我々の身体に張り巡らされた血管で、よく発毛関連のCMで頭皮に刺激を与えて血行促進!とかやっているのはまず毛乳頭に栄養や酸素を送って毛母細胞の分裂を活発化させようという狙いだったんですね。

つまり血行促進ばかりやっていてもダメで、きちんと栄養を摂らないと無意味ということになります。

食費を削って薬局に売っているような血行促進だけの発毛剤を買っている人は気をつけないといけませんね。

 

次にヘアサイクルについて調べてみましょう。

髪の毛には成長期、退行期、休止期と3つのフェーズに分けることができます。

成長期というのはその名の通り毛母細胞が活発に分裂を繰り返している段階で、角化した細胞が上へ上へと押し上げられ髪が伸びていく時期にあたります。

やがて成長を終えると毛母細胞の分裂が弱くなっていき退行期と呼ばれる状態に移行します。

完全に成長が止まると休止期となり、この退行期、休止期ではシャンプーなどで簡単に毛が抜けてしまう状況となります。

それぞれの比率と長さは成長期の髪が約89%で数年ほど、退行期の髪が約1%で3週間、休止期の髪が約10%で3ヶ月となります。

男性型脱毛症の方はこのうち成長期が一般の人の5分の1程度の時間で終わってしまい、成長しきる前に抜け落ちてしまうのでトータルで薄くなっていくという結果になります。

 

まとめると大切なのは栄養をしっかりと摂ること、血流を良くして栄養を毛乳頭まで届けること(髪がなくても人体は存続できるので、全体の栄養が不足していれば毛乳頭には当然栄養はまわってきません)、毛母細胞の活動を活発化させ成長期にしっかりと成長できる土台を作ることとなります。

次回のエントリで具体的な方法を探っていきたいと思います。

薄毛対策にはこの食生活!

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前回の薄毛対策にはこの栄養素!で普段から摂取をこころがけるものとしてノコギリヤシ亜鉛、緑茶を挙げました。

これは安全に安価で長く続けられるという視点で考えています。

プロペシアが最強でしょ!という方はプロペシアの弱点とは?を参照してみて下さい。

 

今回のエントリもプロペシアもそうですが、あくまで抜け毛を防ぐディフェンスがメインとなります(髪を細くしていく指令をブロックするので発毛にも若干効果はあります)。

オフェンスである発毛編はまた別のエントリで書いていきたいと思います。

 

では薄毛対策に有効な食生活とは何かについて考えていきましょう。

まずはノコギリヤシ

これはスーパーなどで気軽に買えるものではありませんのでサプリメントを導入するしかありません。

私が選定の基準としたのは

1、1日の摂取目安である320mgを満たしている

2、吸収率が高くなる超臨界抽出法を採用している

3、価格は1000円前後

4、安心の国内メーカー

の4つです。

探してみたら一つだけ基準を満たすものがありました。

それが小林製薬ノコギリヤシ

 

同じ小林製薬ノコギリヤシDXというのがありましたが、ノコギリヤシ以外の成分が増えているだけでノコギリヤシの1日摂取量は同じ320mgでした。

価格も500円ほど高いのでDX版でなくても問題無いと思います。

 

次に亜鉛

これは文部科学省が出している食品成分データベースを参考に亜鉛の含有量が多い食品を調べてみました。

断トツの1位は牡蠣の缶詰だったんですが、燻製にして油漬けにしたものだったのでおそらく加工品と思われます。

自然の状態で100g単位の含有量で調べると小麦胚芽が15.9mgで牡蠣が13.2mgと1位は牡蠣を抑えて小麦胚芽でした!

しかし小麦胚芽だけを100gかき集めるのは非現実的なので、全粒粉を積極的に採用するというのが妥当なところかと思います。

 

ただ小麦胚芽にしろ牡蠣にしろ毎日食べるのは難しいですよね。

そこでスーパーなどで簡単に安価に手に入るものを亜鉛含有量の多い順に列記したと思います(全て100g単位の含有量)。

パルメザンチーズ・・・7.3mg

いわしの煮干・・・7.2mg

ココア・・・7mg

まいたけ・・・6.9mg

からし・・・6.6mg(100g食べるのは相当きついですが笑)

牛かたロース・・・6.4mg

ごま・・・5.5mg

わかめ・・・5.2mg

そば・・・4.6mg

わさび・・・4.4mg(からしに同じ)

卵・・・4.2mg

納豆・・・3.8mg(納豆にからしって最高ですね)

成人の亜鉛摂取目安量は1日15mgなので、この中でもココアなんかは普段の食生活に取り入れやすいのではないでしょうか。

 

ただひとつ注意していただきたいのが亜鉛というのは非常に吸収率の悪い栄養素で他の栄養素と結びつくことで吸収を阻害されることがあります。

可能であれば間食として摂取されることをおすすめします。

またビタミンCと共に摂取するとキレート作用で吸収を助けてくれますのでビタミンCと共に摂取することもおすすめです。

 

また亜鉛は安価なサプリメントもありますので、食生活は変えたくないというのであればサプリメントの導入も一案としてあると思います。

 

最後に緑茶については特筆すべきことはあまりありません。

普段の水分補給を緑茶で行うよう心がけてみてください。

ただ睡眠前にカフェインを過剰摂取すると睡眠障害につながり、ストレスで抜け毛が増えるなんてことも考えられますし、緑茶のタンニンは亜鉛の吸収をおもいっきり阻害しますので亜鉛の摂取時は飲むのを控えた方がいいと思います。

薄毛対策にはこの栄養素!

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前回のエントリ、プロペシアの弱点とは?で薄毛対策の王様であるプロペシアの弱点を3つ挙げました。

 

おさらいをしておくと

・2型の5αリダクターゼにしか効果がない

・副作用の懸念がある

・生涯続けていくと考えるとコスト高

の3点でした。

 

つまりこの3つの要素をクリアした方法を考えれば、安定的に長く続けられる方法が見つかると考えました。

そこで私が着目したのは普段の食事です。

薬として世に出ているものではなく普段口にするものであれば副作用というのは起きづらいですし、今までの食事を別の食事に変えるだけですので大幅なコスト高というのも考えづらいと思います。

後は1型の5αリダクターゼにも2型の5αリダクターゼにも効くなんていう都合のいいものが果たしてあるのか?

 

ありました。

まず一つ目に紹介するのがノコギリヤシです。

北中米に生息するヤシの一種でその果実の抽出物を摂取します。

しかしこれはスーパーなどで気軽に買えるものではありませんのでどうしてもサプリメントに頼らざるを得ません。

サプリメントで気をつけるべきは、その栄養素の含有量、吸収率、1日あたりのコスト、そして何より安全性です。

具体的にどのサプリメントが優れていて私が実際に購入したサプリは何かについては次回のエントリで紹介したいと思います。

 

次に亜鉛です。

亜鉛は吸収されにくい栄養素で他の栄養素と結びついて吸収が妨げられてしまうので食事と同時に取ることはおすすめできません。

食間にビタミンCなどと共に摂取することが望ましいです。

こちらも具体的な食品名については次回のエントリで。

 

最後に緑茶です。

これは主に1型の5αリダクターゼに効果があり、何よりどこでも手に入るので生活に取り入れやすいものだと思います。

フランスでは緑茶トリートメントなるものが流行っていたりと、経口摂取に限らず色々な導入方法がありそうですね。

 

他にもみかんやアロエに含まれる栄養素も5αリダクターゼの抑制効果があるようですが、今回は導入しやすいものということで以上の3つを挙げたいと思います。

次回のエントリで理想的な食生活について書いてみたいと思います。

プロペシアの弱点とは?

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前回の髪はなぜ抜ける?で薄毛(男性型脱毛症)の原因は5αリダクターゼの過剰な働きによるものだということを書きました。

今回から具体的にこの5αリダクターゼを抑制する方法を考えていきたいと思います。

 

5αリダクターゼの抑制と聞いて初めに思い浮かぶのはフィナステリドだと思います。

日本ではプロペシアという商品名で販売されている薬ですね。

しかしこのプロペシアには3つの弱点があるのをご存知でしょうか?

 

まず一つ目が髪はなぜ抜ける?でも書きましたが、5αリダクターゼには1型と2型があります。

しかしプロペシアが働きを抑制させることができるは2型のみです。

つまり1型が原因の薄毛には効果がないということになります。

1型にも効くフィナステリドもあるようですが、2014年3月現在で日本では前立腺肥大の薬としてしか認可されていないようです。

 

次にプロペシアには精力減退、肝機能への影響という副作用が出る可能性があります。

共に限定的な副作用ではありますが(プラシーボ効果の範疇という指摘もある)、薬である以上なにかしらの副作用は覚悟しなければいけません。

 

最後にコスト。

今までの薄毛の治療薬としては安価だという声もありますが、プロペシアは使用を中止すると同時に薄毛の進行が再開されてしまいます。

つまり何十年というスパンで考えると決して安いものではないということです。

 

以上3つの弱点を逆手に取って考えると、5αリダクターゼ対策として必要な要素は

・1型にも2型にも効く

・副作用がない

・コストが安い

という点に集約されると思います。

 

次回はこの3点を踏まえた上での具体案を考えていきたいと思います。

髪はなぜ抜ける?

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 薄毛、抜け毛に悩んでいる方は大勢いらっしゃると思います。

ライフスタイルも多様化しストレス社会と言われる現代、データによると薄毛で悩む人は毎年8000人単位で増えているそうです。

 

ではなぜ髪は抜けるのか。

また薄毛になる人ならない人の差というのは何か。

遺伝で決められてしまっていることなのか。

ということを検証していきたいと思います。

 

まず髪が薄くなる原因の95%は男性型脱毛症(AGA)だと言われています。

最近テレビCMなどでもよく見かけるやつですね。

2014年3月時点で言われているAGAのメカニズムはテストステロンが5αリダクターゼという酵素と結びつくことによってジヒドロテストステロンに変換され、このジヒドロテストステロンが髪の成長を阻害する指令を出すことによって薄毛の原因になるというものです。

 

いきなり聞いたことのないような言葉がたくさん出てきました。

それぞれ簡単に説明すると

 

テストステロン

睾丸で作られる男性ホルモンの一種で人間を男性たらしめるもの。

筋肉や毛髪の成長に一役買っている。

 

5αリダクターゼ

テストステロンをジヒドロテストステロンへ変換する酵素

1型と2型があり、1型は頭皮の皮脂腺に多く存在し2型は毛乳頭に多く存在する。

どちらも髪に良い影響を与えるものではないが、2型がよりAGAに関与していると言われる。

 

ジヒドロテストステロン

テストステロンと親和性の低い器官の成長に一役買っているが、髪の成長を阻害する。

 

となります。

つまりどれかが悪者という訳ではなく、全てが私達の身体に何かしらの恩恵を与えているということが分かりました。

要はバランスの問題です。

5αリダクターゼの量については遺伝すると言われており、薄毛は遺伝するの根拠ともなっています。

この5αリダクターゼを少し抑制してあげれば、ジヒドロテストステロンに変換される値も変化し薄毛が改善されるということになります。

 

では次回以降5αリダクターゼの抑制方法を考えていきたいと思います。

はじめに

はじめまして。

これから"健康オタクのひとりごと"というブログを書いていきたいと思います。

 

ではこれはいったいどういうブログなのか。

 

 

私はフリーライターという職業をやっています。

この職業ををやっているとどうしても生活が不規則になり、身体の至るところから危険信号が送られてきます。

抜け毛、肌の荒れ、肥満、睡眠障害などなど。

いまは科学技術の進歩によってあらゆる症状について色々な情報・商品があり、それがインターネットという波に乗って個人に届けられます。

誰でも情報に触れられるという利便性の花びらの下には、悪質な情報や粗悪な商品も溢れかえるというという痛い痛い刺があります。

 

こんな時代に我々は何を信じたらいいのか?

どのようなリテラシーを身につけたらいいのか?

 

私はこの種々の問題を理論編と実践編に分けてこのブログで紹介していきたいと思っています。

まず理論編では自分の不調の原因を探り、何が足りていないのか、何が過剰になっているのかを分析します。

そしてその症状にいちばん効果のあるものを成分レベルで探し出し、その成分が含まれた最高の商品を探すということを行います。

次に実践編では実際にその商品をある一定期間試してその経過と結果を報告していければと思っています。

 

はじめの内は自分でも戸惑う部分が出てきてしまうかもしれませんが、お付き合いどうぞよろしくお願い致します。