健康オタクのひとりごと

健康をミクロレベルで考えるブログです。

薄毛対策にはこの食生活!

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前回の薄毛対策にはこの栄養素!で普段から摂取をこころがけるものとしてノコギリヤシ亜鉛、緑茶を挙げました。

これは安全に安価で長く続けられるという視点で考えています。

プロペシアが最強でしょ!という方はプロペシアの弱点とは?を参照してみて下さい。

 

今回のエントリもプロペシアもそうですが、あくまで抜け毛を防ぐディフェンスがメインとなります(髪を細くしていく指令をブロックするので発毛にも若干効果はあります)。

オフェンスである発毛編はまた別のエントリで書いていきたいと思います。

 

では薄毛対策に有効な食生活とは何かについて考えていきましょう。

まずはノコギリヤシ

これはスーパーなどで気軽に買えるものではありませんのでサプリメントを導入するしかありません。

私が選定の基準としたのは

1、1日の摂取目安である320mgを満たしている

2、吸収率が高くなる超臨界抽出法を採用している

3、価格は1000円前後

4、安心の国内メーカー

の4つです。

探してみたら一つだけ基準を満たすものがありました。

それが小林製薬ノコギリヤシ

 

同じ小林製薬ノコギリヤシDXというのがありましたが、ノコギリヤシ以外の成分が増えているだけでノコギリヤシの1日摂取量は同じ320mgでした。

価格も500円ほど高いのでDX版でなくても問題無いと思います。

 

次に亜鉛

これは文部科学省が出している食品成分データベースを参考に亜鉛の含有量が多い食品を調べてみました。

断トツの1位は牡蠣の缶詰だったんですが、燻製にして油漬けにしたものだったのでおそらく加工品と思われます。

自然の状態で100g単位の含有量で調べると小麦胚芽が15.9mgで牡蠣が13.2mgと1位は牡蠣を抑えて小麦胚芽でした!

しかし小麦胚芽だけを100gかき集めるのは非現実的なので、全粒粉を積極的に採用するというのが妥当なところかと思います。

 

ただ小麦胚芽にしろ牡蠣にしろ毎日食べるのは難しいですよね。

そこでスーパーなどで簡単に安価に手に入るものを亜鉛含有量の多い順に列記したと思います(全て100g単位の含有量)。

パルメザンチーズ・・・7.3mg

いわしの煮干・・・7.2mg

ココア・・・7mg

まいたけ・・・6.9mg

からし・・・6.6mg(100g食べるのは相当きついですが笑)

牛かたロース・・・6.4mg

ごま・・・5.5mg

わかめ・・・5.2mg

そば・・・4.6mg

わさび・・・4.4mg(からしに同じ)

卵・・・4.2mg

納豆・・・3.8mg(納豆にからしって最高ですね)

成人の亜鉛摂取目安量は1日15mgなので、この中でもココアなんかは普段の食生活に取り入れやすいのではないでしょうか。

 

ただひとつ注意していただきたいのが亜鉛というのは非常に吸収率の悪い栄養素で他の栄養素と結びつくことで吸収を阻害されることがあります。

可能であれば間食として摂取されることをおすすめします。

またビタミンCと共に摂取するとキレート作用で吸収を助けてくれますのでビタミンCと共に摂取することもおすすめです。

 

また亜鉛は安価なサプリメントもありますので、食生活は変えたくないというのであればサプリメントの導入も一案としてあると思います。

 

最後に緑茶については特筆すべきことはあまりありません。

普段の水分補給を緑茶で行うよう心がけてみてください。

ただ睡眠前にカフェインを過剰摂取すると睡眠障害につながり、ストレスで抜け毛が増えるなんてことも考えられますし、緑茶のタンニンは亜鉛の吸収をおもいっきり阻害しますので亜鉛の摂取時は飲むのを控えた方がいいと思います。