髪って何でできてるの?
前回の髪が生える仕組みとは?で髪の毛というのは細胞分裂で角化したもの(死んだもの)だということを書きました。
しかし死んだものと言えども物質として存在している以上、その物質を構成している成分があります。
その構成成分が身体から不足していると髪の成長に害があることは言うまでもありません。
その成分とは何か?
答えはタンパク質と水分です。
一概にタンパク質といってもアミノ酸の結合の仕方で幾千種類ものタンパク質がありますが、髪を構成しているのはケラチンというタンパク質で、その髪に対しての構成比率は90%以上を占めており、髪=ケラチンと言ってしまっても過言ではありません。
少し話が逸れますが、アミノ酸には必須アミノ酸と非必須アミノ酸があります。
非必須アミノ酸は体内で生成できるため、積極的に摂取する必要はありませんが、必須アミノ酸は体内で生成できないため経口摂取、つまり食べて補わないといけないものです。
髪を構成するケラチンの結合に必要なアミノ酸の内、必須アミノ酸は以下の通りです。
・リジン
・バリン
・ロイシン
以上となりますが、聞いたことがあるようなものやまったく聞いたいことがないものまで様々かと思います。
じゃあ何を食べればこのアミノ酸を摂取できるのか。
次回のエントリで詳しく書いていきたいと思います。